生前墓を建てられた「お客様からの声」

先日、紫波町にお住いの佐々木様よりいただいた「お客様の声」を紹介させていただきます。

5月に義母が亡くなり、そんなに遠くない自分達のお墓のことを考えるようになりました。近年の少子化もあり、お墓を建立するなど思ってもいなかったのですが自分達が死んだ時に息子が右往左往して迷惑をかけることになるのでは・・と。いざとなった時に埋葬する場所を用意しておくことは大事なことだと気づきました。早速、展示場へ行き、営業の方と話しをして立派なお墓が出来上がりました。丁寧な説明とお墓にまつわるエピソード等、知らないことを教えていただきました。やはり営業の経験も豊富で大変参考になりました。

佐々木様、お気持ちのこもったお手紙をいただき、ありがとうございます。

最近は、佐々木様のように自分の入るお墓を生きているうちに建てる方がとても増えています。そのようなお墓を「生前墓」また「寿陵」とも言います。

日本には、昔から生前に皇族のお墓をつくる習慣があったようです。吉田兼好の徒然草に聖徳太子が生前にお墓を建てたという逸話もあります。また、昭和天皇も昭和64年2月24日の大喪の礼(天皇のご葬儀)の夕方には、武蔵野陵で埋葬が行われました。ご生前に御陵が作られていたから可能だったのです。寿陵は、長寿を願う意味もこめられて建てられていたようです。

今まで生きてきた自分の人生を振り返り、その想いをカタチにしたお墓づくりであったり、自分が終焉を迎えた時の残された家族のことを考えて建てるお墓であったり、それぞれ考え方の違いはありますが、「終活」のひとつとして大事な活動ですね。

「お墓ディレクター」をご存じですか?

今日は、寒露です。

野の草花に宿る露が冷たい空気によって霜に変わる頃という意味があるそうです。最近は、朝晩と冷え込んで布団も少し厚めのものが必要になりました。日中は空気が澄み、秋らしく過ごしやすい日が多くなりそうですね。

皆さん、一般社団法人日本石材産業協会が認定する「お墓ディレクター」という資格をご存じですか。

同協会が主催するお墓ディレクター検定試験に合格することで取得できる資格です。

検定試験では、お墓の種類や形状、歴史や文化、石材の種類や加工法、墓地や埋葬に関する法律、供養に関する知識など幅広い知識が問われます。厚さが4㎝ほどもある検定用のテキストを使って勉強をします!

石のセガワには、お墓ディレクターが8名在籍しております。

お墓づくりは、わからないことだらけ……不安や疑問に思ってることがございましたら、お墓に関する幅広い知識と教養を兼ね備えたお墓ディレクターに是非ご相談ください。